温泉に入ると、血行が良くなり、ストレスが発散されて心身をリフレッシュできます。
温泉にも様々な種類があり、全国各地の温泉巡りをすると、異なる泉質や風景の温泉を楽しめるでしょう。
疾病の治療に効果があるとされる温泉も少なくありません。
泉質は、単純温泉や塩化物泉をはじめ、硫酸塩泉や二酸化炭素泉から、硫黄泉や放射能泉まで多岐にわたります。
1箇所の温泉水には、1種類だけでなく複数の泉質が複合的に含有されています。
ただし、自分の体質に合わない温泉もあるので、泉質や温度に注意して入浴しましょう。
温泉水の効能は科学的に証明されたものではないとはいえ、温泉水の効能によって自分の疾病に効く温泉を選び、温泉巡りをする人が多いでしょう。
どの泉質でも、筋肉痛や神経痛のほか、関節痛や冷え性など、一般的な疾病には効くことになっています。
消化器の疾病や糖尿病などは、温泉に浸かるだけでなく、温泉水を飲むと効果を得られるのです。
また、温泉巡りでは、温泉の入り方も重要です。温度の高い温泉では長湯せず、適度な休憩が欠かせません。
特に、内湯の場合はのぼせやすいことから、湯殿に時計を置いて休憩を促す温泉が多いのです。
露天風呂の場合は頭寒足熱が容易です。
冬場などは寒冷地の温泉で気温と水温の落差が激しく、何回も出入りしなくても体温を調整できるでしょう。
それから、立湯の温泉では、水深が深く、肩まで浸かって身体の真髄から温まりますが、のぼせてふらついた時に溺れるリスクもあります。
温泉に入る前にそれぞれの特徴を理解してから掲示板の指示に従って利用するよう心がけましょう。